梅雨も近づき、新梢の伸びも勢いがついてきました

2019.06.07

梅雨も近づき、新梢の伸びも勢いがついてきました。この時期はすこしでも油断すると、あっという間に作業が追い付かなくなってしまう忙しさ。ヴィラデストのブドウ畑も今年でほぼ10ヘクタールになりましたので、作業の効率化を図るとともに、機械化も重要な課題になっています。

日本では、稲作はかなり機械化が進んでいますが、ワインブドウは日本の農業全体からすれば未だ比重は小さく、また垣根式ブドウの歴史も浅いために、機械化はまだまだこれからです。海外のワイン生産国では様々なワインブドウ用作業機がありますが、海外製の大きなトラクターは、日本の狭小な畑では作業が難しく、アタッチメントも輸入のためメンテナンスも容易ではありません。

ヴィラデストでは、あるメーカーさんのワインブドウ作業機開発に数年前から協力しています。小回りの利くトラクターに、作業用のアタッチメントを取り付け、除草や摘心などの作業試験を続けて完成まであと少しになりました。
作業速度が劇的に上がることで、農業の基本である適期、適作業を実現するための大きな力になるのは間違いありません。

少し気が早いですが、機械化の次は自働化でしょうか?