夏も本番です!

2026.07.28

今年の梅雨は雨がちで、少し肌寒い日が多かったのですが、710日頃から急に晴れて暑くなり、本格的な夏になりました。気象庁からは、関東甲信の梅雨明けは720日と発表されましたが、体感的にはもう少し早めに明けていたように思います。

梅雨の雨や低温の影響で、メルロなど一部の品種で花ぶるい(受粉がうまくいかずに実がつかないこと)や実ベト等、病気の発生がみられるものの、2023年から一気に加速した温暖化が今年は収穫にどのような影響を及ぼすのか、しっかりと観察し、9月以降の収穫を無事に迎えられるよう、新梢管理や防除など、畑での地道な作業が続きます。

 

先日は、醸造家・小西超のワイナリーツアー&セミナー「リザーブメルロー 垂直テイスティング6ヴィンテージ」ということで、ブドウ畑やワイナリーをツアーした後に、ギャラリーにてリザーブメルロー 200520092016201920212022、各ヴィンテージのテイスティングを行いました。ほぼ同じ畑から生まれるワインですが、その年の気候や、その当時のワインづくりに対するアプローチ、熟成による変化によって、香りや味わいが異なってきます。

 ヴィラデストワイナリーは2003年から自社ワイナリーで醸造を開始したのですが、参加いただいた皆さまには、23年の歩みを感じていただくことができたのではないでしょうか。5月にはリザーブシャルドネ垂直テイスティングを実施しましたが、赤ワインのほうが、かもし期間や方法、プレスの圧力、そして樽の使い方など、ワインメイキングによる差が出やすいので、私自身のこれまでのワインづくりの歩みを振り返る貴重な機会にもなりました。世界全体の赤ワインの潮流もありますが、2000年代は濃くてしっかりしたワインを目指していたものの、2010年代以降はより果実味や繊細さ、柔らかさを大事にするワインづくりに変化してきたことを改めて実感しました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

 次回は、1114日(土)、「発酵・熟成容器の違いを味わう」というテーマで予定しています。発酵・熟成容器にもステンレスタンク、新樽、旧樽などいろいろありますが、それがワインの味わいにどのような影響を与えるのか。ご期待ください!