今年もありがとうございました

2023.12.25

2023年も、残すところあとわずかになりました。

今年は過去に例を見ないほどの猛暑と少雨の夏になりました。これまでにない異常気象のため、どのようにブドウが熟するのか予想が難しい年ではありましたが、結果的に、ブドウの糖度や熟度は上がり、病気も少なく、2023年ヴィンテージは濃縮感のあるワインが期待できそうです。

 

ブドウの収穫が終わってから、畑への堆肥の投入や、ブドウの若樹を冬の寒さから守るための藁巻きを、本格的な寒さが到来する前に実施しました。12月10日頃にはシードルの仕込みをおこない、現在、冬の寒さの中、低温でゆっくりと発酵が進行しています。

 

12月も長野県内や東京でいくつかのイベントに参加させていただきましたが、1213日には、「『日本ワインを知る・千曲川ワインバレーの歩み!』~ヴィラデストワイナリー20周年&アルカンヴィーニュpre10周年特別試飲会~」(株式会社CruX主催)を、東京・大手町にて移転オープン直前の NINJA TOKYO で開催いただきました。

長い間お世話になっている方や新たに知り合う方、多くの方々にご来場いただき、ワインを楽しんでいただくことができました。この20年でヴィラデストの畑は拡がり、ブドウの樹の樹齢も高くなり、ワインのバラエティや味わい深さが増したことを感じていただけたのではないかと思います。

また、ヴィラデストの “兄弟ワイナリー” である「アルカンヴィーニュ」や、アルカンヴィーニュで開催する「千曲川ワインアカデミー」の卒業生5名も参加し、卒業生が委託醸造するワインも楽しんでいただきました。

千曲川ワインバレーのこれまでの歩みや現状、魅力を感じていただけたのではないでしょうか。

 

今年は、ゴールデンウイーク明けの58日から新型コロナウイルス感染症の位置づけが「5類感染症」になり、本格的に社会活動が活発化しました。私たちもコロナ禍以前よりも多いくらいの社外のイベントに参加し、ヴィラデストとしては創業20周年の記念イベントや4年ぶりの「ワイナリー祭り」を開催するなど、多くのお客様とお会いし、直接お話しする機会がたくさんありました。

また、今年は多くのボランティアの方々にブドウ収穫のお手伝いをしていただき、あらためて、ワインを通じた交流の大切さを認識させられました。

 

2023年、今年もヴィラデストをご愛顧いただき、本当にありがとうございました!
2024年が、皆さまにとってより良い年になりますように!!