ブドウの新梢が勢いよく伸びています!

2021.06.15

昨日614日、関東甲信が梅雨入りしたとみられると発表されました。しかし、東海以西の梅雨入りが発表された516日頃から、このあたりもぐずついた天気が多かったのが実際のところです。この時期は、とにかくブドウの新梢の伸びが旺盛で、雑草も勢いよく伸びますので、畑仕事がなかなか追いつかない時期でもあります。ですが、若いスタッフたちがガンガン畑で頑張ってくれていますので、とても頼もしい限りです!

 

一方、今年は例年になくシカによる被害がでています。せっかく出た新梢がシカに食べられてしまい、このありさま。電気柵を設置したり、シカが嫌うらしい唐辛子の粉をまいてみたり、近くに住む元スタッフに頼んで“わな”を設置してもらったりして、ここ1週間ほどはシカも姿を現していないようです。あらたな新梢が出てきていますが、どこまでリカバーできるか、心配なところです。

また、昨日は夜中に雷が鳴って急に雨が降り出し、雹が降らないか心配になりしばらく外を眺めていました。なかなか思い通りにはなりませんが、自然とうまく折り合いをつけながら、今年もいいブドウを収穫できるように努力するのみです。

 

昨年と一昨年に植え付けをした御堂地区の畑も順調に生育しています。本格的な初収穫は来年になりますが、今年もごく僅かですが、実がつきそうです。御堂地区の畑からはヴィラデストワイナリー周辺とはまた違った角度からの雄大な景色が楽しめ、天気が良いと富士山もみえます。数年後には見渡す限りの広大なブドウ畑が広がる、新たな観光スポットになるでしょう。

 

あと10日もすれば、ブドウが開花します。今年の開花時期は、ほぼ例年並みの時期になりそうです。一般的に、ブドウは開花してから収穫までがおよそ100日と言われますが、これから100日後、世の中の状況が改善し、楽しい収穫が迎えられることを期待しながら、ブドウ栽培の最盛期を乗り切っていきます!!

▲ 「ヴィニュロン会員2020」会員畑の様子