「シャトー・メルシャン 椀子ワイナリー」お披露目会に参加しました

2019.12.10

先日、今年9月に開業した「シャトー・メルシャン 椀子ワイナリー」のワイナリー関係者向けお披露目会に参加させていただきました。
ワイナリー関係者は、秋は収穫・仕込みで忙しいからということで、少し落ち着いたこの時期に開催されたそうです。

広大なブドウ畑の中の見晴らしのいい高台に立つ、真っ白な美しいワイナリー。工場内はすべて窓越しに見えるようになっていて、ブドウ畑からワインづくりまでの過程が公開され、そこでできたワインをブドウ畑を見ながら味わうことができます。

 

メルシャンが上田市(旧丸子町)の陣場大地にワインブドウの苗を植え付けたのは、2003年、まさにヴィラデストワイナリーが開業した年です。
当時、植樹祭が行われて、私も玉村のお付きで行ったことを憶えています。
今では本州では最大と思われる約20ヘクタールの壮観なブドウ畑が広がります。昨年までは収穫されたブドウはすべて山梨県に運ばれてワインになっていました。ブドウ栽培はもちろん、ワインづくりにおいても、醸造時期の外気温などがワインの質に大きな影響を与えますので、今年からは本当の意味で、椀子(マリコ)のテロワールを反映したワインが生み出されてくるのでしょう。

また、メルシャンのワイナリーが近くにできたことにより、優秀な技術者との情報交換や交流がさらに活発になりそうですし、この地域を訪れる人も増加するでしょう。千曲川ワインバレーのレベルアップにもきっとつながるだろうと、期待しています。