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醸造機器の説明
(各番号は右図の番号に対応します)
ヴィラデストでは、プレスした後のブドウかすを利用して、ヴィナッチャと呼ぶ(イタリアではグラッパ)蒸留酒を造ります。このための蒸留器はイタリアでグラッパ造りで用いられているものを参考にして、日本で作り上げたオリジナルなものとなっています。
この蒸留器は大きく分けて3つのパートに分かれています。まず左側にブドウのかすを投入するカルダイアと呼ばれる蒸留釜があります。ここにブドウかすを入れたのち、蒸気を送ります。
カルダイア中で蒸発したアルコールとアロマを含んだ蒸気は、中央にあるコロンナと呼ばれる精留塔へと運ばれます。コロンナの下部から入ってくる熱い蒸気は、コロンナ内部を上昇してゆく段階で精留され、不快な成分が取り除かれてゆきます。
そして、最後はセルペンティーナと呼ばれる冷却塔に入り、冷却された蒸気が蒸留酒として出てくることになります。
蒸留が始まって、最初に出てくる部分はテスタ(イタリア語で顔の意味)と呼ばれ、酢酸エチル等の成分を多く含むので除去されます。その後、蒸留中期に入ったのちに出てくる部分はクオーレ(心臓)と呼ばれ、最良のものとされます。蒸留末期はコーダ(尻尾)と呼ばれ、種子に含まれるオイル分が抽出されてきてしまうので、この部分も除去されます。